松山千春で一番印象に残っていることは,倉本聰の手によるドキュメント番組『青春』(と言ったと思う)のバック・ミュージックである。北海道のテレビ局が制作したこの番組,受験か就職かで揺れ動く高校3年生の男女を四季折々の風景を織りまぜて出会いから別れまで一年がかりで撮影されたものだ。全篇にアコースティック・ギターをフィーチャーした千春の歌声が流れ,それが青春をテーマにしたこの番組を一層盛り上げていた。今,改めてこうして聴くと,千春の曲には時代を超えた歌の力があることを強く感じる。何気ない日常の出来事をテーマにした千春の曲には生きるってこういうことなんだなと感じさせるものがあると思う。

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ディスク:1
1. ひとりじめ
2. 雨の向うに
3. 車を止めて
4. もう一度
5. もうやめさ
6. 残照
7. 僕の好きな風景
8. 風の詩
9. 空-翼を広げて
10. 夢の中